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「羊は神からの恵、捨てるところは何もない」といわれるが、写真のカップパンのようなものはなんだかご存知だろうか？生活用品で周辺の農民が自家製でつくりバザーで販売しているものだが・・・。
正解は石鹸。しかし普通の石鹸ではなく、羊の脂から作った石鹸（現在は植物油を原料に加える）なのだ。大きさはソフトボールくらいだが、見た目にはこれが石鹸だとはとうてい想像もできない代物だ。だが実際使ってみると無香料だが水に良くなじみ、きちんと汚れも落ちる。聞けば、昔は石鹸も自宅で作っていたが、今はこのバザーでしかみることができないらしい。購入者はこの石鹸を使い慣れた年配人が多く、こと若者に関しては洗剤を利用している人が圧倒的に多くなっているとのことである。水が貴重な砂漠の街ではもちろん洗濯もそうそうできないだろうし、水が貴重な土地だけにこの石鹸であれば水質汚染防げると思うがやはり人間便利さには勝てないのだろう。
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