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文文の中国茶道体験記72 

              

     第16回 上海国際茶文化節 ~上海茶業交易会~

2009年 上海国際茶文化節

4月16日 上海東方芸術中心にて開幕式

期間中の茶文化節活動内容は、「茶と都市生活」などをテーマにした講演会、茶聯大会、茶葉交易会、無我茶会、子供茶芸コンテスト等など。

4月23日 安徽省六安市濱河公園にて閉幕式

茶文化節において上海市民の楽しみのひとつが茶葉交易会。

上海にいながら中国各地のお茶を知ることができます。

                  

                           

2009年上海国際茶文化節活動

各活動は、呉覚農記念館・宋園茶芸館・泰和茶館・唐韻茶坊・雅趣茶道・清風人家茶館・江南茶人茶館・徳縁居茶館・武陽春雨茶館・大寧国際茶城・大寧潮府酒家・満堂春茶葉市場・帝芙特国際茶文化広場にて開催。

 

茶葉交易会 上海農業国際中心にて(2009年4月16日~19日)

 

インド紅茶コーナー

正面玄関を入って真っ先に見えるブースがインド紅茶のコーナー

「ダージリン」などのインド紅茶が並ぶ

 

 

貴州省コーナー

 

 華やかな苗族の民族衣装姿で地元の茶を紹介

貴州省の銘茶「都匀毛尖(緑茶)」

若芽で作った茶葉は縮れて産毛で覆われている

 

四川省コーナー 蒙山茶他四川の銘茶が並ぶ

 

四川省雅安産 「蔵茶(黒茶)」

茶葉の固まりの四方の角は丸く昔の枕のような形で

チベットのお坊さんの袈裟と同じ色の紙に一塊づつ包まれている

主な消費地はチベット。

チベットではヤクの乳と煮て「ナイ茶」がつくられる。

四川省の銘茶「竹葉青(緑茶)」

単芽のみで作る姿が美しい高級緑茶

 

他、上海茶葉市場、浙江省、安徽省、台湾などから多数出展

↑上海の3つの茶場市場

上海大寧国際茶城・上海満堂春茶葉市場・帝芙特国際茶文化広場からも茶葉交易会に出展。

←台湾鹿谷といえば凍頂ウーロン茶の産地。去年に比べ台湾からの出展数が減少。

 今年はプーアール茶の出展が少ないように見受けました。逆に「紅茶」が健闘。

緑茶が主流である中国国内では自国の紅茶の認識は低く、紅茶といえばリプトン社の知名度が高いのが現状です。

世界三大紅茶である安徽省キーマン紅茶はじめ四川紅茶・福建坦陽工夫紅茶など

各地の紅茶業者が紅茶を持ち寄り王さん&文文 立会いのもと ミニ評茶会・討論会。

皆さん中国国内に自国の紅茶を広めようという熱い意欲を感じました。

明日は徳縁茶館の「無我茶会」に参加してきます♪ BR文文

 

 2009年4月 

Text/photo 文文

 

 

                                                   

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