TOP連載新・KONOKの中国雑知/いざ、シルクロードの入口西安へ

     

120日「いざ、シルクロードの入口西安へ」



 

西安を訪れるのも1996年以来なのでこれも数えで9年ぶりのこと。政府から西部大開発の命を受け、街もさぞ変化したに違いないと空港に降り立った。空港は昔の面影はなく、浦東空港に並ぶ美しさで現在は日本からの国際線が主要都市と結んでいるといからすごい。この空港からも市内もかなり変わった!?と想像をかきたてたが、空港を出ると相変わらずの殺伐とした風景に少し期待を裏切られた。「やはり・・・」と考えさせられずにいられなかった。

しかし市内へ向かう途中、運転手と食事の話になり「西安ではどんな料理がはやっているか」と聞くと「海鮮料理」とすばやく帰ってきた。海から何千キロも離れていることの土地で海鮮料理が流行っている?さらに聞けば結構裕福な人や政府関係者の接待用に作られたものが多いようだ。食バブルの波はここ西安までやってきている。しばらくすると「愛情海(エーゲ海)」という6階建ての巨大なカラオケのような海鮮城が見えてくる。煌びやかなネオン貝の中には、なぜか美女と真珠が・・・そんなことはどうでもいいのだが、運転手が「ここは高いがなかなか美味しい」と味の批評を始めている。どうやら西安はすでに西部大開発の中心地として大きく変化を始めていた。(K

 


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