世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された文化・自然遺産のことを指す。
リストに入る最低条件は、「人類が共有して保護すべき価値がある」ことで、毎年一回、世界のどこかで(今年はカナダ)世界遺産委員会が会合を開き、
「オーストラリアのシドニー・オペラハウスはリスト入りすべきですよ!」
「異議なし、異議なし、異議なし…ハイ!じゃ、世界遺産決定ということで!」
「もういい加減、日本の富士山も入れませんか?!」
「い~や、あそこはゴミがたくさん落ちているからボツでしょう。却下!」
(…中略)
…本書は世界遺産には登録されていないし、この先地球が滅びるまで登録されることはないであろうけど、私が勝手に“人類が共有して保護すべき価値がある”と判断した奇妙奇天烈な場所・モノ・そして人…を、「裏世界遺産」として強引に認定、紹介したものである。
もちろん補語は受けていない野放しの遺産なので、いつ無くなるかは定かではないし、もうすでに存在しないかも…という遺産(危機遺産)も含まれているが、本書をきっかけに海外へ旅立ち、未知なる「裏世界遺産」に出会っていただければ幸いである。