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| 鳥インフルエンザ関連情報 |
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鳥インフルエンザの基礎知識 11月16日に中国ではじめての鳥インフルエンザ患者が確認された。まだ各地で鳥インフルエンザによる家禽類死亡が止まっておらず、中国政府はWHOと協力しながら対応している。 中国の農村部では鶏や犬が人々と共存した生活を送っている。すこし上海近郊でもすこし田舎に行けば道路を走っている鶏を目にする。また農家の家の中の土間に鶏が走っているようなことは日常茶飯事だけに、今回の鳥インフルエンザが人々に与えた影響は非常に大きい。中国語にも昔から「鶏瘟」と呼ばれる言葉があるように、鶏のまとまった死亡は、農村では決して珍しいことではない。しかし、それがゆえに注意されず対策が遅れてしまう危険性は十分にある。さらに、鳥インフルエンザがほかの家畜に感染し、人間に感染する可能性は非常に高い。特に豚と人間は生物学的にも似ており、豚にも感染するようになるとかなり厄介だ。 HやNを使って表現されたウイルス名はすっかりお馴染みになった。これらはウイルスの抗原の構造を示す。一般にすべての鳥インフルエンザウイルスが鳥インフルエンザを発病させるとは限らない。中国衛生部がまとめた『人禽流感診療方案(2005年版)』では、仮にH9N2型、H7N7型、H7N2型、H7N3型に感染しても、そのほとんどは症状は軽くおさまるものの、H5N1型に関しては症状が重く、死亡率は30%を超えるものと見られている。またウイルスの種類によって感染する症状も異なり、H7N7型では結膜炎の症状がみられる。また12歳以下の児童の場合、インフルエンザに感染しやすく症状も重くなることがWHOにより指摘されている。 鳥インフルエンザと普通のインフルエンザはその性質の違いから区別される。普通のインフルエンザの場合、家禽類が感染することはなく、また予防接種の有効性も高いが、鳥インフルエンザの場合は症状も重く、死亡率も高い。予防接種も現在研究開発途上であり、併発症も多いという特徴がある。 感染ルートとしては、鳥の毛や糞が問題となる。卵からの感染については異論もあるが、インフルエンザワクチンが卵から作られる点からも、卵を食べるときはしっかりと熱する必要がある。ウイルスは低温には強いが、しっかりと熱した場合ほぼ完全に死滅する。実験では-20℃の環境でも数年間でも生きることができるが、70℃以上では2分で死滅する。また、中国の卵は十分に洗浄されていないものが多いので、こちらも注意が必要だ。 鳥インフルエンザの主な症状 これまで中国で報道された患者の症状をみると、いずれも25歳以下の子供・若者が感染している。潜伏期間は数時間から数日間とウイルスの種類によって異なる。診断するにあたって、発病1週間前に感染地区にいたか、もしくは死んだ家禽類に接触したことがあるかなどが重要な情報となる。早期の症状は普通の風邪と似ており、その後39℃を越える発熱が続く。3-4日間の発熱に、鼻づまり・頭痛・筋肉の痛み・だるさが見られる。また、下痢や嘔吐など消化器系の症状もみられる。重症患者は肺炎を併発し、急性呼吸不全症候群や急性腎不全、ショック状態になることもある。とくに子供の場合はライ(Reye)症候群を引き起こし、嘔吐などどともに脳症がみられ、意識がなくなる場合もある。 主な対策 まずは、鶏やアヒルなど家禽類に極力接しないこと。規則的な生活と、ビタミンCなど免疫力を高める食生活がまず基本だ。毎日の運動も忘れないこと。その上で、手洗いうがいを励行すること。また、鶏・アヒル・卵に関してはしっかりと加熱して食することが必要だ。また絨毯などはしっかりと洗うことも大切。下水道はしっかりと流れているか確認しておこう。60歳以上の高齢者や6-35ヶ月の子供は、インフルエンザの予防接種を受けることが薦められているが、医師のアドバイスを受けるようにしたい。 小鳥を飼っている人も最近少なくないが、特に糞や羽の始末・鳥かごの消毒は大切だ。 |
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