
これが4時間後には白濁した濃厚なスープになる。簡単だからお試しあれ |
またもや深夜のスープ制作。今度はテールスープを作ってみよう、という算段です。実はテールスープは出来上がりの複雑で濃厚な味わいに比して作り方はいたって簡単なのです。
ただ、上海では良質のテールを買うのが難しい。先日行った久光そごうのデパ地下で見つけたのが「まぁ、これならOKかなぁ…」というレベルでした。ほんとうは輸入物を使うべきかもしれませんが、テール自体が決して安いものではありません。
テールを鍋にぶち込んだら、ぼくの場合、グラグラと沸騰したお湯で15分ほど煮ます。このとき、食欲が失せるほどのアクが出るので覚悟しておいたほうがよい。肉をいったんザルにあけて流水で洗い、煮汁は当然ながら捨てます。ここで一度、鍋を徹底的に洗ってください。
後は再び鍋に水を張って肉を戻し、ネギ、ニンニク、ショウガをはじめ、残り野菜(ジャガイモはだめ)を投げ入れたら4時間くらい煮込んでやればいいのです。鍋のふたを閉めれば、中弱火でも勝手にグツグツなって、勝手に白濁します。
時間はかかりますが、手間はかかりません。清湯をとる時みたいに神経を使う必要もない。グラグラ、グツグツやっているうちに、いつの間にか一人前になっているという手のかからないやつなのです。
スープとして楽しむためには、大根などの野菜と少量の素麺を入れてはどうでしょうか。棗があるとなおいいね。味付けは塩を中心に、醤油を加えるとしたら隠し味程度にしておきましょう。あっ、お酒を入れて一煮立ちさせるのは忘れずに。
ぼくはテールを別皿に盛って、酢醤油とネギ、七味唐辛子で食べるのが好きです。スープが残ったら、カレーの元スープにしましょう。ぼくの実家では「テールの煮込み」の翌日は確実にカレーです。
2時過ぎにできあがりましたが、例によって食べるのは明日。日本から義妹夫婦と子どもたちが遊びに来ることになっていて、テールの煮込みが明日の夕食のメインになります。