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2002年12月03日
■車は無いけど、まず免許証■
   いま市民の間で自動車の運転免許をとることがブームになっている。今年だけで新たに17.5万人が免許証を取得し、上海市ではいままでに190万人が免許を取得している。この数は年々増加しており、1993年に運転手の職業やタクシーが花形で、免許ブームが起こって以来、2回目のブームになっている。現在はひとつの資格として免許を取る人が増加する一方、バイクの免許を取る人は減少している。ちなみにペーパードライバーのことを中国語で「本本族」とよぶ。
2002年12月03日
■上海もバーゲンシーズンに■
   一般に12月中旬から熱くなる上海市内の大手百貨店などのバーゲンセールだが、今年はすでに11月末から始まっている。ハイ海路界隈では百盛などの百貨店があるが、ここでは3割から8割引に、道路を隔てた香港新世界巴黎春天でも負けじとバーゲンセールを展開している。おなじみ南京東路でも5-4割引、太平洋百貨など複数の百貨店が集まる徐家匯圏でも10月1日以降 200元買うと40元、30元プレゼントなどのキャンペーンが行われている。人民公園の向かいにある新世界の店員の話では,3000元のノルマが、開店1時間で達成されたという。
2002年12月03日
■ドミンゴの声高らかに、芸術祭閉幕■
   第4回中国上海国際芸術節が昨夜閉幕した。閉会式は上海大舞台で行われ、約一万人の観客が鑑賞した。やはりお目当ては世界三大テノールの一人ドミンゴの歌声ではないだろうか。前回の公演では風邪をひき、思うように声の出なかったドミンゴだが、61歳にもかかわらず、上海交響楽団の演奏をバックに、観衆を酔わせた。今回の一連の芸術節では1ヶ月にわたって51のプログラムが用意され、F4のようなポップスから京劇など古典まで、さまざまな行事が行われた。 
2002年12月02日
■日本の浮世絵はいかが?魯迅公園で■
   魯迅公園で12月2日より日本の浮世絵の展覧会が行われている。山口県立萩美術館、浦上記念館の所蔵している浮世絵の中から100枚近くを選び、各世代の40名近い作家の作品が展示されている。今回はその中でも「水滸伝」や「三国演義」、「西遊記」など中国人になじみの深い作品が多い。 
2002年12月02日
■浦東国際空港でもタクシー過剰現象■
   上海市の交通管理部門の発表によると、空車のタクシーの列が日に日に長くなり、供給過剰現象が起きているようだ。虹橋空港とおなじタクシーの列がここでも再現されている。10月に国際線が移ってから、1日に3500台ものタクシーが利用されている。そのため空港のタクシー乗り場には480台のタクシーが乗客を待てるようになっていて、また全長5キロに及ぶ道路にも850台が停車できるようになっているが、最近は正午を中心にタクシーの長い列が交通障害を起こし始めているという。関係機関では空車で空港に乗り込まないようにタクシーに呼びかけている。 
2002年12月02日
■高級住宅を中心に家賃下落傾向■
   上海市内の高級住宅(マンション)を中心に過去2年以来でもかなり幅の大きい家賃の下落が起こっている。平均で前季の平米あたり1ヶ月11.47米ドルから現在は平米あたり9.71米ドルまで下落、下落幅にして約15%となっている。主な原因として、高級住宅を中心にした投資者が増加し供給過剰状態になっているほか、主に借り手であった外国人が市中心のホテル式のマンションに移る傾向にある。しかし長寧区や浦東新区では相変わらず好調で、平米あたりそれぞれ月に11.3米ドル、10.93米ドル前後で推移している。今年末に高級住宅の供給ピークを迎えるため、下落傾向はしばらく続きそうだ。 
2002年12月02日
■「東方号」での夜行列車はいかが?■
   中国でもっとも快適な車両といわれている夜行列車、「東方号」は北京ー上海の夜行列車のなかでもドル箱路線だ。上海を夕方6:00に出発し、北京に着くのは翌朝8:00だ。東方号はT13・T14列車の愛称だが、1954年に運行が始まってから、かれこれ48年の歴史をもつ。全席寝台で、例えば軟臥では4人一部屋で、各部屋には液晶テレビや、読書等、イヤホンなどの設備がつく。服務員のサービスが必要なときは部屋の中の電話をかければ駆けつけてくれる。車両は低騒音設計がなされ、車内にはバーも設置されている。軟臥タイプで上段が478元、下段が499元、このほかにさらに高級な包房は上段871元、下段911元になっている。 
2002年12月02日
■中国製携帯電話、輸出が進む■
   数年前までは中国では外国製携帯電話の輸入が盛んだったが、最近は携帯電話の輸出量が増えてきている。上海からは今年1月ら10月までの間に1114万台の携帯電話が輸出され、その伸びは53.4%になる。主な輸出先はドイツ、アメリカ、タイ、シンガポールなどでそれぞれ同期で60万台以上輸出している。 
2002年12月02日
■「国宝展」がはじまる■
   上海博物館で現在「晋唐宋元書画国宝展」が開かれている。昨日から一般公開が始まっているが、博物館の前には開館前から長い列ができた。混乱をさけるために初日は入場制限も行われた。今回公開される72点の作品が展示される。故宮博物院、遼寧省博物館、上海博物館が合同で開催しているもので、上海博物館の開館50周年を記念したイベント。もっとも古いもので1600年以上も前の書道の作品もある。 
2002年12月01日
■2日からの週間天気予報■
   先週は北方からの寒気団の影響で、天気はまずまずだったものの、肌寒い天気が多かった。とくに27日は最低気温3.7℃を記録し、郊外では氷点下になったところもあった。さて、上海中心気象台の発表によれば2日から3日にかけては 低気圧の影響で雨が降りやすく、5日からは再び寒気の影響で気温が下がり、風も強くなる見込み。雨の日は2日間前後、最低気温は3℃、平均気温は10℃の見込み。週末は気温が下がるので注意が必要。
2002年12月01日
■ダリ展が開かれる■
   人民公園にある上海城位置展覧館にて11月25日から来年1月24日までダリ展が開かれている。『狂想的旅程ー大師達利互動展』と名づけられたこの展覧会には300を越える作品が展示されている。上海でダリの作品がもっとも多く展示される展覧会だ。そのうち彫塑も32ある。またデジタル技術を使った展示もあり、ぜひ見に行きたいことろ。初日には多くの芸術家、芸能関係者などが展示を楽しんだ。 
2002年12月01日
■世界エイズデー、上海でも啓蒙活動■
   エイズ患者の増加に頭を悩ませている政府だが、上海市でもすでに5000例の感染者が報告されている。上海市衛生局の話では、海外渡航者の増加、また留学後帰国してきた人々を中心に予防に力を入れたいとしているが、増加傾向は避けられない事実だ。またコンドーム(安全套)の使用を普及させるため、すでに市内には15000箇所でコンドームが簡単に手に入るようにしている。 既婚者を対象にした調査でも使用率は6年前と比較して3%増加、市平均で12.8%となっている。一方でエイズ患者を治療できる医者が不足している。全国でエイズ患者を治療できる医師は20人しかおらず、来年から200−300人規模で医師の養成を図る。ただまだまだ市民の間では間違った知識も多く、市政府では学校や地区を中心に積極的に啓蒙活動を行っている。
2002年12月01日
■浦東濃霧で飛行機が相次いで虹橋へ■
   冬場を中心に浦東国際空港は濃霧に襲われやすいため、虹橋空港に着陸させる態勢をとっている。30日早朝にも2機の韓国済州島からのMU5024便とオーストラリアシドニーからのCA176便がそれぞれ虹橋空港に着陸している。虹橋空港は現在国際線の離発着は無いものの、緊急時は国際線にも使えるように入国検査などの担当者は待機している。
2002年12月01日
■ガス中毒注意8時間で10人 ■
   30日の深夜0時から朝の8にまでに10人がガス中毒で病院に運ばれた。1件は4人で住んでいた大学生の15平方メートルのワンルームのアパートで、一人が入浴中に起こった。締め切った居間に換気が不十分なため居間に居た3人が重症で病院に運ばれた。また1件はラーメン屋でガス中毒、5人は店員で台所で寝泊りしていたが、この日ガスの火が確実に消えておらず5人が中毒に。その他朝8時に天山路でもガス中毒で1人が病院に運ばれた。
2002年12月01日
■10万以上の家庭が2人以上のアイさん■
   上海人の平均GDPが4500米ドルを突破し、上海人の家庭にもアイさん(家政婦さん)がどんどん進出してきてる。とくに共働きの家庭が多い上海ではアイさんの存在は欠かすことができない。Lu港区の端金街道の調査では概地区の家庭の2割は何らかの形でアイさんを雇っているという。アイさんの数は上海全体では統計は取れていないものの、上海婦聯巾幗服務中心の話では上海に常時住んでいる460万世帯のうち最低2割はアイさんを雇っているとし、そのうち10%は2人以上のアイさんを雇っているという。
2002年12月01日
■中高校生に広まる携帯電話■
   最近の上海では大学生だけでなく、中高生も携帯電話を所有するよになっている。復旦大学広告学系の調査によると現在上海の中高生の4分の1以上が携帯電話を所有しており、高校生に関しては40%を超えるという結果を出している。市内にある建平中学の200人を対象にした調査でも、43%の生徒が携帯電話を毎日持って登校しているという。そのうち53%の生徒は携帯電話で電話するために使っているほか、47%の生徒はショートメッセージを発信するのに使うという。一方で授業中に携帯のベルがなることが少なくなく、新たな問題になっている。まずはおとなの携帯マナー向上が必要ではないだろうか。 
2002年11月27日
■27日この冬一番の冷え込みに■
   西北の風が強く吹きつける上海、27日未明の最低気温は3.7℃、この冬一番の寒さになった。ただ27日晩から南向きの風に変るため、気温は28日から幾分上がる見込み。28日朝の最低気温は9℃、最高気温は16℃の見込み。 
2002年11月27日
■増える上海カニの輸出■
   今年は上海カニの豊作の年だ。そのため、今年は輸出が大きく伸びている。1月から10月までのカニの輸出は85590キロで去年比12%の増加、とくに10月の伸びが著しく56910キロで前年比27%の増加。カニの中でも特に名高い陽澄湖は全体の三分の一を占め27943キロ、また上海地元産も21000キロ、淅江省産は22825キロ。輸出先では日本が1番で全体の6割を占める。そのほか米国、韓国、シンガポールと続く。カニなどの輸出のために空港の税関には海鮮物などを輸出する手続きを専門に行う部署が設けられている。
2002年11月27日
■なかなか増えない薬局の薬剤師■
   上海市の執業薬師の試験を受ける受験者は年々増加していて、2000年の受験者は1000人に対して今年は5000人になっている。合格率は40%ほど。ところがこの試験の合格者がなかなか町の薬局に入らないため、薬局では正式の薬剤師が不足している。3100人はいると言われる薬剤師だが、その中で薬局で勤めているのは435人、全市1450ある薬局はカーバーできていない。このような有資格者は多くが病院や研究所に吸い取られているのが現実のようだ。 
2002年11月27日
■インターネット利用者5000万戸突破■
   中国全土でインターネット利用者は5435万戸で、普及率は4%になった。中国互聯網路中心の統計によると、2002年9月末までで、インターネットにつながっているパソコンの台数は2056万台、wwwホームページの数は81907になった。またネット関連の業種の市場は4.7億元に達し、サイトの広告市場も5.3億元規模に成長している。
2002年11月27日
■国内線チケット価格制限緩和へ■
   過当競争を避けるため4年間にわたり国内線航空券の割引を制限していたが、年内にも大幅に緩和されそうだ。これは中国民航総局副局長の話として、あたらしい価格規定が年内にも発表され、そのなかで航空券の値段について各航空会社の自主権が尊重されるという。4年前は身を削ってまでの価格競争のバトルが航空会社の間で繰り広げられ、チケットのデスカウントが制限された。
2002年11月27日
■帝王切開を好む上海女性■
   自分で出産方法が自由に選択できる今日、また一人っ子政策の行われている上海では、市の保健所の調査によると55%が帝王切開で出産する方法を選択するという。その中で本当に帝王切開が必要だと思われるケースは20%で、あとは陣痛の痛さを回避する為に帝王切開を選ぶという。なかには大安吉日を選ぶために、わざわざ切開する場合もあるという。専門家の話では自然分娩は子供にとっても大切であり、胎児は出産の過程において大脳がはじめて体とのバランスをとる働きをする。また同時に胎児が産道で肺の圧迫をうけるため、これが呼吸器の発育に非常に大切だそうだ。帝王切開で生まれた胎児は呼吸器疾患にかかる確率が2倍以上になるという。その他注意力や自尊心にも影響を与えるというデータもあり、専門家は出来る限り自然出産を薦めている。
2002年11月27日
■電話代を滞納するとインターネットで公開■
   上海市公安局と上海電信などの関係機関は、電話代の滞納を防ぐためにブラックリストの制度を設けて、滞納者の名前をインターネットで公表することを決めた。公表することにより滞納者の出国やパスポートの申請、高額の買い物を制限する狙い。上海市で自宅に電話を敷設することは安価で簡単なため、現在は700万戸を越えた。市内にも5000をこえる地点で電話代の支払いを受け付けている。もちろん銀行による自動引き落としも行っているが、それでも滞納者は10.6万人、額にして2500万元にものぼる。
2002年11月24日
■第4回上海国際工業博覧会、22日開幕■
   第4回上海国際工業博覧会が浦東の国際博覧中心で22日開幕した。今回は国家経貿委、外経貿部、科技部、中国貿促会、上海人民政府が共同で主催し、中国でも、アジア地区でも最大規模の工業博覧会になっている。今回は博覧会場の5つの建物を使い、面積は6.25万平方メートル、9つのゾーンに分かれていて、参加企業1460社、海外からも17の国から283の企業が参加している。 
2002年11月24日
■上海リニア、全線試運転完了■
   22日午後、上海浦東空港と龍陽路を結ぶリニア線のドイツ製車両がはじめて全線33キロを走った。この車両は設計時速505キロ、営業最高時速は時速430キロ。9両編成まで可能で一度に959人が乗車できる。この区間は7分間で結ばれるわけだが、今年9月に全線開通してから、2003年のはじめにはまずは単線で折り返し運転、2003年9月には複線で折り返し運転、2003年12月には正式開通の予定。 
2002年11月24日
■ナンバープレート、3万元突破■
   23日に第11回の自動車ナンバープレートのオークションが行われた。11月の私企業と個人生活用車のプレートは最低価格が廃止されているものの、最低価格は30800元で先月より4400元の上昇となった。今月は3200台分のプレートが放出されたが、これは前回と同じ。参加人数は先月より421人減って4021人となっている。平均価格は31721元でこれも27040元だった先月より大幅にアップしている。
2002年11月24日
■大衆交通、空港お迎えサービス■
   もし時間がなくてお客さんなどを迎えにいけないとき、大衆交通が代わります。空港が浦東に移ってから、出迎えが今まで以上に大変になったが、大衆交通ではこれに着目したサービスを始めた。電話もしくはインターネットで大衆交通に時間、便名などを連絡しておくと、係員が空港の到着路ロビーで中国語、英語、日本語、などのカードを持って乗客を迎え、タクシーで目的地まで運ぶというもの。到着2時間前までに予約をすればよいとのこと。大衆交通では同時に空港での車種を増やし、サンタナのほかにもアウデイー、ベンツ、7人乗りワンボックス、大型バスなども手配できるという。もちろんVIP用に使われるベンツも可能とか。普通のサンタ2000の場合、利用者は運賃を支払うだけでよい。 
2002年11月24日
■国産軽軌車両が走る■
   正式には明珠線は軽軌とは呼ばないらしい。じつはこれも地下鉄の一部で、地鉄というのが正解だ。では本当の軽軌とはどこにあるのか?実はいまXINMIN線(くさかんむりに辛、憫の右側)の建設が地下鉄1号線の終点XIN庄駅から先に急ピッチに進められていて、これが正真正銘の軽軌だ。全長17.2キロ、全部で11の駅があり、上海軌道交通5号線が正式名称。来年5月には試験運転が始まるようだ。ここで使われる車両は中国で初めて自力で生産された軽軌用の車両だ。軽軌の輸送能力は1時間に1−3万人地下鉄の約半分、車両も短く2-4両編成が中心だ。
2002年11月24日
■引越し公司、ランク付け■
   不動産ブームは同時に引越屋にとってもおおきなビジネスチャンスだ。そこで市民がもっと分かりやすく引越業者を選べるように上海市道路運輸協会では市内の24の引越業者に対してランク付けを行った。その中で5星に選ばれたのは公興、大衆、交運、滬東の4業者で、続いて久業、農工商、永安、大華など14の業者が4星、天豪、滬西、永順など6企業が3星に選ばれた。とくに公興ではISO9002の認定を受けるなど、サービスの改善が行われている。今後定期的に検査を強めて、不合格の業者に対してはランク返上も辞さない構えだ。 
2002年11月22日
■週末冷えます■
   ここ数日上海は天気がすぐれず、雨が多い。24日日曜日にかけて寒気の影響で天気は回復に向かうものの、気温は下がり、最低気温は10度以下になる見込みだ。20日午前から上海ではまとまった雨が降り、気温は高めだったが、そろそろ冬将軍の足音が聞こえてくる。上海の冬は、実際の気温に比べると体感温度がかなり寒く感じる。海に近いため、湿度が高いのもその原因のひとつだ。
2002年11月22日
■2010年までに20本以上のトンネルが黄浦江越え■
   上海市の計画では2010年までに黄浦江に20本以上のトンネルを通すことになっている。浦東と浦西の交通アクセスは改善に向かうものと期待されている。結果上海では世界でも川越えのトンネルがもっとも多い都市になるようだ。現在川越えのトンネルは3本の道路と、2本の地下鉄、1本の観光用トンネルが使用されている。現在まず2004年までの完成目標に3本の道路用トンネルと2本の地下鉄トンネルが建設中だ。その中でも復興路トンネルは中国では始めての2階建てトンネルで、上部を乗用車が、下部を大型車が走る構造になっている。また来年より10本のトンネル工事が始まることになっている。
2002年11月22日
■もうすぐ世界博覧会の投票■
   上海が立候補している2010年に開かれる世界博覧会(万博)の投票日まであと10日ほどだ。中国政府は上海を押すためにさまざまな準備を行っている。WTO加盟後、上海で行われる大型国際会議や展覧会の数は年20%の比率で増加傾向にあり、平均すると1日に1回は開かれていることになる。中国でも指折りのイベントの多い都市だ。また発展途上国にも参加を促すため、中国は1億米ドルの参加費援助も検討している。また上海も各国の展示場の準備等に2000万米ドルの奨励金を設立するという。上海市民の世界博覧会への支持は93%にのぼるという調査もある。
2002年11月22日
■増える大学生、就職対策進む■
   2003年に卒業する大学生は、1999年に入学定員を大幅に増やした世代に当たり、中国のなかでも初めて経験する大量卒業生が発生する。そのためただでさえ厳しい就職戦線に対応するために、戸籍制度を若干緩和する処置をとる。中国全土では2003年に卒業する卒業生は212万人で2002年と比較すると30%の増加だ。具体的には戸籍の手続きの簡略化、中小企業や西部地区への就職の奨励、仕事をする地区への戸籍移動後も元へ戻すことを可能にするなど、全国規模で就職活動が行えるようになる。また就職が決まらなかった学生は、2年間は大学に戸籍を残すことが可能だ。上海は全国でも有数の激戦区で、全国各地から大学生が上海での就職を目指してやってくる。
2002年11月22日
■増えるガス漏れ事故、くれぐれもご注意■
   この欄でもたびたび書いているが、この時期ガス漏れ事故が頻発している。20日の午前だけでも2件のガス漏れによる中毒事故が起こっている。11月7日以来、上海市ではすでに3件のガス漏れ事故が発生、消防部門では注意を呼びかけている。寝る前にはもう一度ガスのコックを確認し、すこし窓を開けておいて空気が逃げやすいようにしておくように心がけたい。 
2002年11月22日
■VWが自動車のシエアを下げる■
   現在中国全土での自家用車の台数は771万台、そのうち上海には11万台の自家用車が走っている。上海全体の自動車の保有台数は120万台なのでもうすぐ10%というところか。2002年の全国汽車流通信息統計会で1月から9月までの上海大衆(上海VW)と一汽大衆の国内におけるシエアは去年同時期の52.63%から43.66%に下落した。これはVWが中国に進出してから初めて50%の壁を割ったことになる。今まで60%のシエアをキープしていたこともあった。ところが今年に入って大手自動車メーカーかそろって中国市場に進出、一方で大衆集団はモデルチエンジや価格調整に手間取り、あっというまにシェアを落としてしまった。今後中国に進出するメーカは増加し、選択肢も増えてきた。大衆集団もここにきて防御体制に入ってきた。 
2002年11月22日
■毛染めの弊害■
   上海でも髪の毛を茶色に染める若者が増加してきている。しかしここ中国には、劣悪な毛染め剤も少なくなく、健康に及ぼす弊害について、専門家がコメントしている。上海市第一人民病院の血液科の先生によると、劣悪な毛染め剤にはベンゼンなどの有害化学物質が含まれている場合があり、これが髪の毛の毛細血管から体内に入り込み、造血障害を起こす可能性もあるという。研究によると10年以上髪の毛を染めている人は、血液病にかかる確率が染めていない人よりも高くなるというデータもある。
2002年11月20日
■新5元札、5角硬貨登場■
   11月18日、第5版人民元の新5元と新5角硬貨が登場した。5元札は旧版とくらべて大きさは小さめで、紙の質も改善されている。毛沢東の肖像入り。9つの偽札対策の技術が導入されており、また機械による識別にも対応されているという。市中に出回っている数では100元札が圧倒的で、全体の60%を占める。続いて10元、50元、20元の順。
2002年11月20日
■重慶路、徐家匯路交差点の地下工事■
   重慶路、徐家匯路交差点は南北高架道路の下に位置し、1時間の交通量が1万台を越え、たびたび渋滞が発生している。そこで東西に走る交通を地下へ誘導し、また自転車などの通行を禁止し、混雑緩和に乗り出すことになった。将来的に市内の重要幹線道路、通称「三縦三横」では自動車以外の通行を禁止し、交通渋滞の緩和を目指す。一方自転車など交通の便を考慮して、馬当路、蒙自路、零陵路などは自転車などを優先にした道路にする。この工事の関係で、重慶路、徐家匯路交差点はまた渋滞が予想される。投資額1.1億元で、来年年末には完成の予定。    
2002年11月20日
■中国移動GPRS、アメリカでも■
   中国移動とアメリカAT&T Wirelessは2.5G携帯電話システムGPRSによるアメリカ、中国での国際ローミングを今年12月5日より開始する。その結果中国移動のユーザーはアメリカでもインターネット業務や電子メールなど「移動夢網」のサービスを受けることができる。GPRSはGMSを基礎に発展したシステムでバケット制通信を導入するなど、3Gまでの過渡期に中国では去年から導入されていて、今では携帯電話で撮った写真画像や音声の送受信ができるMMSサービスもはじまっている。全世界では150の会社がこのシステムを導入している。
2002年11月20日
■上海国際汽車城2006年完成へ■
   アジア最大の自動車生産基地「上海国際汽車城」の工事が2001年9月より始まっている。すでに66の項目についての建設が急ピッチで行われており、総面積は128.3万平方メートル、投資総額は186.5億元。嘉定地区に位置するこの上海国際汽車城には自動車部品工場、自動車貿易商などが集まっており、すでに108の企業が45.5億元を投資している。現在建設中のF1サーキット、公園、緑地などの整備も始まっている。上海、北京などの沿海地区ではここ5年から10年の間に自動車消費のピークを迎えるとしており、2000年の61万台から、2010年には365万台に達するという予想をしている。
2002年11月20日
■大洋海底世界第2期工事まもなく始まる■
   華東師範大学の近くにある長風公園内の水族館「大洋海底世界」の2期工事が今年年末に始まる。オーストラリアの澳洋集団によるもので投資額は5000万元。澳洋集団は世界最大の水族館を中心にしたテーマパークのチエーンを世界中に展開しており、これまでオーストラリア、韓国なども水族館をつくっている。上海の大洋海底世界ではすでにのべ300万人が訪れている。2期工事の面積は31600平方メートル、中にはイルカショーや人工波の室内プール、立体映画館などを建設する。来年8月には開放される見込み。
2002年11月20日
■上海私企業の発展進む■
   上海市工商業聯合会によると今年の上海の私企業は経済の発展に従って増加の勢いを見せており、営業収入では全国1位、資本額では全国2位の勢いだ。今年は上海では毎日170の私企業が設立されておりその数は9月までに219627になった。私企業は上海のすべての企業の中で53%を占めており、国営企業が苦戦する中、多くの雇用を生み出している。
2002年11月20日
■上海で最も古い電車■
   上海の街角で見かけるトロリーバスの多くは以前は軌道の上を走る路面電車として使われていた。その中で一番古いのは14路で、11月18日で88周年を迎える。もともとは全長1.1キロに過ぎなかった。今では起点は過去と同じの東新橋で福建中路や老閘橋を越え、中山北二路まで伸びている。
2002年11月15日
■統計局推測2050年中国世界第2の経済大国に?!■
  今回の共産党大会では経済に関する報告が多い。その中で国家統計局の推測によるとまず2020年には国内総生産が2000年の倍になり、35億元を超える見込みで今後20年間は少なくとも7.18%の成長を保つとしている。200年の国内総生産はすでにイタリアを抜いて世界6位で順調にランクを伸ばしている。2005年にはフランスを、2020年には世界第3位の経済大国に、そして2050年には日本を抜いて世界第2位の経済大国になる推測している。といっても2000年の中国の総生産額は日本の2.3%にすぎず、また都市部では2001年のデータでは1位の広東省が1万億元に対して西蔵では139億元にすぎない。西部にはまだまだ開発されてない地区がたくさんあり、これらがGDPを押し上げる大きな要因になる一方、日本などの先進国はこの20年の発展は目覚しかったものの、明らかに減退期に突入していると報告している。
2002年11月15日
■空港の外国人対象レンタカー普及までにハードル■
   外国人が上海で臨時の運転免許証を申請するときには3ヶ月以上の居留証と自国での運転免許証が必要であるが、じつはかれがネックでなかなかレンタカーが外国人の普及していないようだ。また中国ではまだ国際免許証が使えないのも原因のひとつ。浦東空港では安吉汽車租賃公司が国際レンタカーの業務を行っていたが、このほど撤退を余儀なくされている。実は機場公安部門では臨時運転免許証を取得するのに2時間ほど要する。費用は150元で月曜日から木曜日までの9時から11時、13時から16時の間で業務が行われている。 
2002年11月15日
■神舟4号、元旦前後に発射■
   中国航天科技集団公司張総経理の談話として、中国のロケット神舟4号は元旦1月1日前後に発射されることになるそうだ。また来年は9台の衛星を打ち上げ1年で打ち上げる衛星の数では記録を塗り替えるという。また同時に14人の宇宙飛行士を訓練中で、今回の宇宙船にも人の実物大の模型を乗せ、安全設備を中心に再度確認を行うという。
2002年11月15日
■15日より『互聯網上網服務営業場所管理条例』実施■
   『互聯網上網服務営業場所管理条例』が明日より実施される。このなかで18歳未満の未成年の公民はいつでも私営のインターネットカフェへの出入りが禁じられ、学校、図書館などの公共の場所でのみに制限される。一方私営のインターネットカフェなどインターネットができる場所では身分証明書の提示や警備が厳しくなる。また営業時間も従来の24時間制から8時から24時までに制限される。今までに違法だった300あまりのインターネット娯楽施設が取締りを受けた。今後は『網絡文化経営許可書』『信息安全合格証』『営業執証』をもつもののみが営業を許され、市内には1329箇所ほどある。 
2002年11月15日
■瑞星殺毒軟件2003が日本市場に■
   すべてちゅうごくの知的所有権を獲得しているウイルス防止パソコンソフト瑞星殺毒軟件2003が日本で発売されることになった。中国国内のメーカーが自分のブランドで日本でソフトを発売するのは始めて。初年度の販売目標は150万本で価格は6800円、1年後にはアップグレードのサービスも受けられる。今回の中国と日本との合作ではまず1.8億円が投資され、今後日本にもさまざまなサービスを展開していく。  
2002年11月15日
■中国の10月の消費物価0.8%下落■
    国家統計局の月例報告で、10月の消費物価は去年の同期と比べて0.8%の下落となった。そのなかで都市部の下落は0.9%、農村部での下落は0.4%になっている。1月から10月までの累計の平均では去年と比較して0.8%の下落。一方でサービース部門では1.6%の上昇、文化教育用品およびサービスでは0.9%の上昇、文教娯楽費も3.2%の上昇となっている。一方で衣類は2.8%の下落、食品も0.5%下落になっている。
  2002年11月15日
■中国人の日本での添乗員■
   JTBでは初めて中国人の観光客の日本ツアーを対象にした中国大陸人ガイド(添乗員)が4人誕生した。これは中国大陸でははじめて日本の資格を持った添乗員で、JTBでは中国から日本へ観光旅行に行く人の増加が著しいのにあわせたもの。今までは香港や台湾の添乗員を使っていたが、高まる需要に最近では追いつかなくなってきた。2001年11月より中国人も日本へ団体旅行が可能になっている。  



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