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第46回 「こんなに違う!?日中の小・中学校 比較」(後編)
21年度1次隊 遼寧省大連市 大連市西崗教育局 日本語教師 北所康一(北海道出身/白老町立白老中学校 教諭)


■小・中学生の勉強時間
 日中の小・中学校を比較して、大きな相違を感じることはまだまだたくさんあります。
 例えば、中国の児童・生徒の勉強時間がとにかく長いということです。小学校低学年でも7時間目の授業があります。中学校は朝8時(学校によっては、もっと早く)に1時間目が始まります。毎日8時間目まであり、4時半(学校によっては5時)まで教室で自習することが義務づけられています。
 休み時間中も長距離走や行進の練習、眼の体操、掃除などがあり生徒は非常に忙しそうです。宿題も各教科ごとに必ず出されています。その代わり放課後の部活動などはありません。スポーツや芸術面の力を高めたい生徒は、対価を払って専門家の指導を受けに行きます。

■クラスの担任
 他にも、学級担任と生徒との関係は日中で相当違います。というのも、中国の学級担任はかなり厳格な態度で生徒に接しているからです。少なくとも生徒の前でニコニコするという雰囲気はありませんし、そうでなくては務まらないと考えている先生も多いようです。学級担任が教室にいる時といない時では教室の空気も一変します。生徒が学級担任に反抗するなんて考えようもない環境です。
 また、これは大連だけの話かもしれませんが、全ての教室にパソコンと大型スクリーンが設置されています。パワーポイント等を利用して授業を進める教師も多く、またそのような授業スタイルが奨励されています。

■最後に・・・
 国が違えば、常識も違う。もちろん教育内容も学校の仕組みも全然違う。こうした当たり前のことを日々気づかせてくれる機会をくださった皆さんに心から感謝しています。残すところ1年となった活動をより充実させて、帰国してからは中国での経験を北海道でも生かしていきたいと願っています。 (前編へ

(2010年5月)



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