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第32回 あの涙のわけ 初活動。緑化ツアーin豊寧県(後編)
20年度2次隊 河北省承徳市豊寧満族自治県林業局 環境教育 鈴木純


 今回の緑化ツアーを企画実行するにあたって好意で全面的に手伝ってくれた局員が「お前の中国語は中国人に似てきたな!」「リンムーは仕事出来るな!」とやけに褒めてくれて、素直に嬉しかった。
 そして、一緒に手伝ってくれる彼らを見て好きだなと思ったし、この人たちの事を皆に自慢したいと感じました。

 一向になじめない任地、交流出来ない同僚、要請内容に対する疑問・・・
 何のためにここにいるのか分らなくて、自分を見失っていた協力隊生活半年目。毎日自分を責めていた。自分はここで何しているんだろう。でも分かった。

 何もしていなくても、ただここにいるだけの毎日でも 確実にここの人たちとのつながりは深くなっていて 好きになれないと思っていた豊寧県の事も豊寧の人たちの事も いつの間にか、好きになれてきているんだ。
 そう気付いたら涙が止まらなくなってしまったのでした。この半年は無駄なんかじゃなかった。この事を知れた事が今回の企画での最大の収穫です。

 長い長い冬を越え、ようやく私の任地、河北省承徳市豊寧県にも暖かな風が吹き始めてきました。まだまだここでの活動は問題山積みで、気が遠くなりますが、どんな形にせよ、これから自分がどう身をふるにせよ、中国であと1年半やり遂げよう。そう気持ちを入れ替えられた緑化ツアーでした。

 諦めたら試合終了。安西先生(※)の声が聞こえてくるようです。

 また、夏に開催予定なので皆様奮ってご参加ください!

 (参考)
 ※安西先生…「SLAM DANK(スラム ダンク)(著者:井上武彦氏 出版社:集英社 連載:週刊少年ジャンプ)」に登場する湘北高校バスケ部顧問の安西光義先生のこと。主人公桜木花道の成長を見守っており、「諦めたらそこで試合終了」との信条の持ち主。
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