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上海の博物館めぐり


第7回 マダム・タッソー蝋人形館


マダム・タッソー


 ゴールデンウィーク初日の5月1日、上海にまた新たな観光スポットがお目見えした。本場ロンドンではもちろんのこと、最近では香港でも人気のマダム・タッソー蝋人形館です。 1日から3日までで1.5万人が訪れたというこのホットなスポットを早速取材してきました。

 上海マダム・タッソー蝋人形館は上海の目抜き通り南京西路の新世界商厦10階にあります。観光客のメッカ南京東路歩行者天国に隣接しており、立地としては抜群。 世界中で人気を博しているこの蝋人形館、上海館は世界で第6番目の展示館となります。

 マダム・タッソー(本名マリー・グロショルツ)は1761年ストラスブルグ生まれのフランス人。解剖模型を作る医師に師事し蝋人形制作の技術を習得。フランス宮廷に仕えながらルイ16世やマリーアントワネットなど重要人物のデスマスクを作っていたとか。その後イギリスに渡り、1835年ロンドンで自分の作品を公開し始めたのがこの蝋人形館のはじまりだそうです。


 さっそくエレベーターで10階へ。ドアが開くといきなり五星紅旗をかかげた金メダリスト劉翔のお出迎えにあいました。 ホールにはきらびやかさと重厚感がただよっており、これから進んでいくめくるめくセレブの世界へ期待が高まります。

 
(左)国民的英雄劉翔 (右)チケット売り場

 トップバッターはこの人、中国が世界に誇るジャッキー・チェン。トレードマークの笑顔も健在でけっこう気さくな方(勝手な想像)。あの俊敏な動きの秘密はこの小柄な身体にあったのです。


世界のジャッキーは結構小柄

 この先、もう余計な解説はいりませんね。有名人達の華麗なる姿をとくとご覧ください。

 
(左)ちょっと胴が長かった・・・ (右)余裕の笑顔

 
(左)ほんとに目がおっきい (右)分身すら挑発的

  
(左)さすがに緊張してます (右)もうちょっと対話と歩み寄りを

 
(左)王子の目には永遠のプリンセスはどう映っているの (右)ネバーランドからようこそ

 
(左)少女のような可憐さのまま (右)美しすぎて同じ人類とは思えない

 
(左)夢の競演はもうすぐ (右)退場覚悟でディフェンス


似てる?判断不能


 それにしてもこの蝋人形たち、本当によくできているんです。ちょっとなにジロジロ見てんのよ〜と思ったら人形だったり、人形だと思っていた人が動きだしたりということで軽い錯乱状態に。

 
(左)ずっとあなたの視線を感じてた (右)もうどれが人だか人形だか

 だってアップで見るとこの質感。しわといい毛細血管といい毛の生え方といい、ここまで丹精込められたらいつ動き出したって不思議じゃありません。人形一体作るのに数ヶ月かかるというのも納得です。

 
(左)あまりに自然な生え際 (右)今にもしゃべりだしそう

 この蝋人形館にはほかにもバーチャルゲームコーナーがあったり、自分そっくりのフィギュアーや手の置き物が作れたりと参加できる楽しみもあります。

 
(左)ゲームはほかにもたくさん (右)ロウで手形をとる

 いたるところにスタッフがいますので一人で行ったときでも気軽に写真を撮ってもらえます。また館内のカメラで写真館のようにビシッとしたツーショットも撮ってもらえます。こちらは撮影無料で購入するかどうかは自由です。

 

 ロンドン旅行の際も香港に住んでいた時も、たかがマネキンでしょ〜ということであまり興味がなかったのですが、大変失礼しました。これは芸術作品でした。そして館内で一番はしゃいでいたのは私ではなかったでしょうか。はい、結構楽しかったです。

 ちなみに個人的に一番よかったのはベッカムです。惚れました。あと、顔がちっちゃくないとスターにはなれません。


くやしいけど完敗。勝負は生まれ変わってからだ

 最後に、多分人数確認のためでしょう、出口でもチケットをチェックしますのでくれぐれも無くさないように。人形になっちゃった人がいないかってことでしょうか・・・?

2006年5月 取材、文:大山ゆき


マダムタッソー蝋人形館

住所:上海南京西路2-68号 新世界商厦10階
TEL:(021)6358-7878
開館時間:10:00〜22:00
入館料:大人125元  子供(1.2m以下)75元  シニア(65歳以上)75元



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